『12日の殺人』

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    INTRODUCTION
    イントロダクション
    • 「悪なき殺人」ドミニク・モル監督最新作!テーマは“未解決事件”ー
      思いもよらぬ様々な「偶然」が重なって起きるある殺人事件を描いたサスペンス『悪なき殺人』の鬼才ドミニク・モル監督が、新たに挑んだテーマは「未解決事件」だった。そして、この『12日の殺人』は、フランスのアカデミー賞に相当するセザール賞(2022)で、最優秀作品賞、最優秀監督賞をはじめ、見事最多の6冠に輝いている。
      「未解決事件」、この言葉に人はどこか強く引きつけられる。それは、謎を解き明かしたい、真実を知りたいという、人間の根源的な欲望を刺激するものだからかもしれないが、そのテーマは、実際に起こった事件をもとにしたものであれ、完全なるフィクションであれ、これまで数多くの優れた映画監督たちをも虜にしてきた。
      『12日の殺人』は、中でも、モルがフィンチャーの映画でもっとも好きだと公言している『ゾディアック』のように、行き詰まるような犯人探しだけでなく、事件にのめり込むうちに、いつしか私生活にも影響を受けていく捜査員たちの日常をも丁寧に掬い取った優れた人間ドラマにもなっている。
    • セザール賞最多6冠!数々の映画賞を受賞したスタッフ・キャストによる壮大なスリラー
      脚本は、モルと、モルの出世作となった『ハリー、見知らぬ友人』(2000)からコンビを組むジル・マルシャンが担当し、見事セザール賞の最優秀脚本賞を受賞した。音楽は、アルチュール・アラリの『汚れたダイヤモンド』や『ONODA 一万夜を越えて』(2021)で知られるオリヴィエ・マルグリとの初タッグとなった。非番の日に自転車に乗ることで何とか精神の均衡を保っている班長のヨアンを演じたのは、『悪なき殺人』(2019)でも警官役だったバスティアン・ブイヨン。この役でセザール賞の最優秀新人賞に輝いた。ヨアンの相棒で、私生活に問題を抱えているマルソー役に、日本では『素顔のルル』(2013)や『あさがくるまえに』(2016)などで知られるブーリ・ランネール。ラネールも、この演技で、セザール賞の最優秀助演男優賞を受賞。
      本作は、セザール賞最多6冠の他に、リュミエール賞の最優秀作品賞、最優秀脚本賞、ベルギーのマグリット賞の主演男優賞(ブーリ・ランネール)、最優秀外国映画賞なども受賞。また、フランスの映画情報サイト「AlloCiné」では、プレス枠で星4.4、観客枠で4.0の高スコア。評価の厳しさで知られる新聞「Libération」紙や、映画批評誌「Positif」は5.0の最高評価を与えている。
    「悪なき殺人」ドミニク・モル監督最新作!テーマは“未解決事件”ー
    思いもよらぬ様々な「偶然」が重なって起きるある殺人事件を描いたサスペンス『悪なき殺人』の鬼才ドミニク・モル監督が、新たに挑んだテーマは「未解決事件」だった。そして、この『12日の殺人』は、フランスのアカデミー賞に相当するセザール賞(2022)で、最優秀作品賞、最優秀監督賞をはじめ、見事最多の6冠に輝いている。
    「未解決事件」、この言葉に人はどこか強く引きつけられる。それは、謎を解き明かしたい、真実を知りたいという、人間の根源的な欲望を刺激するものだからかもしれないが、そのテーマは、実際に起こった事件をもとにしたものであれ、完全なるフィクションであれ、これまで数多くの優れた映画監督たちをも虜にしてきた。
    『12日の殺人』は、中でも、モルがフィンチャーの映画でもっとも好きだと公言している『ゾディアック』のように、行き詰まるような犯人探しだけでなく、事件にのめり込むうちに、いつしか私生活にも影響を受けていく捜査員たちの日常をも丁寧に掬い取った優れた人間ドラマにもなっている。
    セザール賞最多6冠!数々の映画賞を受賞したスタッフ・キャストによる壮大なスリラー
    脚本は、モルと、モルの出世作となった『ハリー、見知らぬ友人』(2000)からコンビを組むジル・マルシャンが担当し、見事セザール賞の最優秀脚本賞を受賞した。音楽は、アルチュール・アラリの『汚れたダイヤモンド』や『ONODA 一万夜を越えて』(2021)で知られるオリヴィエ・マルグリとの初タッグとなった。非番の日に自転車に乗ることで何とか精神の均衡を保っている班長のヨアンを演じたのは、『悪なき殺人』(2019)でも警官役だったバスティアン・ブイヨン。この役でセザール賞の最優秀新人賞に輝いた。ヨアンの相棒で、私生活に問題を抱えているマルソー役に、日本では『素顔のルル』(2013)や『あさがくるまえに』(2016)などで知られるブーリ・ランネール。ラネールも、この演技で、セザール賞の最優秀助演男優賞を受賞。
    本作は、セザール賞最多6冠の他に、リュミエール賞の最優秀作品賞、最優秀脚本賞、ベルギーのマグリット賞の主演男優賞(ブーリ・ランネール)、最優秀外国映画賞なども受賞。また、フランスの映画情報サイト「AlloCiné」では、プレス枠で星4.4、観客枠で4.0の高スコア。評価の厳しさで知られる新聞「Libération」紙や、映画批評誌「Positif」は5.0の最高評価を与えている。
    STORY
    ストーリー
    2016年の10月12日の夜、グルノーブル署で、引退する殺人捜査班の班長の壮行会が開かれていた頃、山あいのサン=ジャン=ド=モーリエンヌの町で、21歳の女性クララが、友人たちとのパーティの帰り道、突如何者かにガソリンをかけられ火を放たれた。そして、無残にも彼女は翌朝焼死体で発見される。すぐに後任の班長ヨアン(バスティアン・ブイヨン)率いる新たな捜査チームが現場に駆けつける。クララが所持していたスマートフォンから、彼女の素性はすぐに明らかになった。
    クララの親友のナニーの協力などもあり、クララと交際歴のあったバイト先のウェズリー、ボルダリングジムで知り合ったジュール。そしてあろうことか彼女を「燃やしてやる」というラップを自作していた元カレのギャビなどが捜査線に上がっては消えていった。だが、クララと関係を持っていた男たちは、一様にして彼女が奔放な女性だったことを示唆していた。 懸命な操作が続いたが、事件を解決まで導く確信的な証拠もないまま捜査班は解散となってしまう。
    それから3年後。ヨアンは女性判事(アヌーク・グランベール)に呼び出され、新たなチームを作り再捜査に乗り出すことになった。今度は女性捜査官のナディア(ムーナ・スアレム)も加わり、クララの三周忌に彼女の墓で張り込みをすることになった。果たして、仕掛けていた隠しカメラに写っていたのは…。
    CAST
    キャスト
    ヨアン役
    バスティアン・ブイヨン
    Bastien Bouillon
    マルソー役(ヨアンの相棒)
    ブーリ・ランネール
    Bouli Lanners
    ウィリー役(ヨアンの同僚)
    テオ・チョルビ
    Bastien Bouillon
    フレッド役(ヨアンの同僚)
    ヨハン・ディオネ
    Johann Dionnet
    ロイック役(ヨアンの同僚)
    ティヴー・エヴェラー
    Thibaut Evrard
    ナニー役(クララの親友)
    ポーリーヌ・セリエ
    Pauline Serieys
    クララ役
    ルーラ・コットン・フラピエ
    Lula Cotton-Frapier
    ヴァンサン役(DV男)
    ピエール・ロタン
    Pierre Lottin
    ヨアン役
    バスティアン・ブイヨン
    Bastien Bouillon
    1985年5月19日生まれ。2009 年にキャリアをスタートさせ「R.I.S.」シリーズ、「Central Nuit」シリーズ、「Boulevard du Palais」シリーズに出演した。ヴァレリー・ドンゼッリ監督の作品では、『わたしたちの宣戦布告』(2011)、『Hand in Hand』(2012)や2015年のカンヌ国際映画祭のコンペティション部門出品作品『禁断のエチュード マルグリットとジュリアン』などがある。そしてジュリー・ロペス=キュルヴァル監督の2014年『Le beau monde (原題)』で、リュミエール賞最優秀新人男優賞にノミネート。セバスチャン・ベベデール監督の『Debout sur la Montagne』では3年後にREVELATIONS DES CESARにノミネートされた。またドミニク・モル監督とは何度か仕事をしており、2019年の『悪なき殺人』で出演以降、2022年カンヌ国際映画祭のカンヌ・プレミア部門出品の本作『12日の殺人』で主演を務めた。
    マルソー役(ヨアンの相棒)
    ブーリ・ランネール
    Bouli Lanners
    1965年5月20日生まれ。俳優兼作家、映画監督で、彼の映画『ジャイアンツ』(2011)はマグリット賞12 部門にノミネートされ、最優秀作品賞と最優秀監督賞を含む 5 部門を受賞。出演作は、ジャック・オーディアール監督の『君と歩く世界』(2012)、ジュリア・デュクルノー監督の『RAW~少女のめざめ~』(2016)、ジャン=フランソワ・アンジャン監督の『ビヨンド・ザ・ロウ』(2017)、ユベール・シャルエル監督の『ブラッディ・ミルク』(2017)などがある。
    ウィリー役(ヨアンの同僚)
    テオ・チョルビ
    Théo Cholbi
    1991年7月22日生まれ。出演作は、ジョン・エリック・ドゥードル監督の『地下に潜む怪人』(2014)、ジャン・マルク・ブロンドロ監督の『Le choix de Cheyenne』(2016)、ジミー・ラポラル・トレゾール監督の『Les Rascals』(2022)などに出演。
    フレッド役(ヨアンの同僚)
    ヨハン・ディオネ
    Johann Dionnet
    1986年生まれ。俳優、監督、シナリオライターとして活躍。監督作としては、『The Birth of Jealousy』(2018)、『3000 euros』(2019)、『Pour un week-end』(2023)などがある。出演作は、エリック・ゾンカ監督の『White Soldier』(2014)、 レミー・フォー、 ジュリアン・ウォー監督の『バック・トゥ・スクール 〜人生の逆転劇!?〜』(2019)、ルイ・レテリエ、マルセラ・サイド監督のNetflixオリジナルドラマ「Lupin/ルパン」パート3(2023)などがある。
    ロイック役(ヨアンの同僚)
    ティヴー・エヴェラー
    Thibaut Evrard
    1986年6月16日生まれ。ベルギー、スイスを中心に俳優、シナリオライター、監督として活動している。カミーユ・デラマール監督の『トランスポーター イグニション』 (2015)、ブルーノ・デビル監督の「Double vie」 (2019)、ギョーム・ピエレ監督の『ロストブレット -窮地のカーチェイス-』 (2020)などに出演。
    ナニー役(クララの親友)
    ポーリーヌ・セリエ
    Pauline Serieys
    1997年6月12日生まれ。ジャン=ピエール・アメリス監督の『レンタル家族』 (2015)、ブランディーヌ・ルノワール監督の『Angry Annie』 (2022)などに出演。
    クララ役
    ルーラ・コットン・フラピエ
    Lula Cotton-Frapier
    1999年1月12日生まれ。デビッド・ホレーグ監督のドラマ「スカム・フランス」(2018)、アレクサンドル・カスタネッティ、 エドゥアール・サリエ監督のamazonプライムビデオのオリジナル海外ドラマ「ヴォルテール高校へようこそ」(2021)などに出演。
    ヴァンサン役(DV男)
    ピエール・ロタン
    Pierre Lottin
    1989 年6 月 20 日生まれ。エリック・ゾンカ監督の『White Soldier』(2014)、ジャン=ジャック・アノー監督の『ノートルダム 炎の大聖堂』(2022)、ルイ・レテリエ、マルセラ・サイド監督のNetflixオリジナルドラマ「Lupin/ルパン」パート3(2023)などがある。
    DIRECTOR
    監督
    監督
    ドミニク・モル
    Dominik Moll
    1962 年ドイツ・ビュール出身、フランスの映画監督・脚本家。 『ハリー、見知らぬ友人』(2000)、『レミング』(2005)はカンヌ国際映画祭パルム・ドール候補に。『ハリー、見知らぬ友人』は、2001 年セザール賞で最優秀主演男優賞、最優秀監督賞、最優秀編集賞など数々の賞を受賞。2019年の第32回東京国際映画祭コンペティション部門では、最優秀女優賞と観客賞を受賞したサスペンス映画『悪なき殺人』(映画祭上映時タイトルは「動物だけが知っている」)がある。
    FILMOGRAPHY
    1994年:『Intimité(原題)』
    2000年:『ハリー、見知らぬ友人』
    2005年:『レミング』
    2011年:『マンク 〜破戒僧〜』
    2013年:『Tunnel』(原題:The Tunnel)(TV シリーズ)
    2016年:『News From Planet Mars』(原題:Des nouvelles de la planète Mars)
    2018年:『Eden(原題)』 (TV シリーズ)
    2019年:『悪なき殺人 』(原題:Seules Les Bêtes)
    2022年:『12日の殺人』(原題:La nuit du 12)
    REVIEW
    レビュー
    重厚で謎めいた犯罪捜査ドラマ。
    ドミニク・モル監督は警官たちの熱い士気と絆を描きながら、
    彼らの奥底に存在する弱さもあぶりだしている
    THE HOLLYWOOD REPORTER
    完璧な形で静寂に満ちたスリルをきっちりと構成し、
    我々を惹きつけて離さない。
    SCREEN
    警察の捜査手段や思考が社会の脆弱性を浮き彫りにし、
    網目のように複雑に絡み合った人間社会が明らかになると同時に、
    女性に対する暴力の常態化を映し出している。
    鋭く洗練されたスタイルで演出された一作だ。
    CINEUROPA